犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「仲間」

私が"良い社員"を無理矢理演じながら、なかなか決断が出来なかった理由の1つに、「仲間」と言うのがある。

 

けれども実際、王様の耳はロバの耳ブログを開設するくらい心が吹き出し(要はグチ)でいっぱいになったのは、最近の同僚飲みが原因でもある。

 

"良い社員"を演じる事に既に限界を感じていた去年の暮れ、

 

私はボスにキレた。

 

就業時間中にいくら伝えても都合のいい様にしか捉えられない以上、今日は感情的になってでも物申してやるという姿勢で向かった飲み会。

 

面と向かって物申す私を、毎日の様にグチを共有していた同僚達は、冷ややかな目で見た。独立すると言い放った私に、小さな店を経営している店長でさえ、「そんな簡単に独立なんて言われてもらっちゃ困る」と突っかかって来た。その時すでに、

 

ここには仲間なんていないんだと悟った。

 

人を殺して我生かす、という性格のボス。私の隣にいた直属の部下に、1年以上続いた人はいない。唯一、この会社でボスにとっての"良い社員"を演じ続け、4年間ついて来たのは私だけ。

 

私が尊敬している前々社の社長の言葉に、

「人の善いところは大勢の人に伝え、人の悪いところは本人に直接伝えよう。」

と言うのがある。私は面目丸潰れになってでもボスに伝えるべきだと思って伝えた。

 

独立だって、起業し借金を背負って亡くなった父の最期を間近で見ているし、実際に2年間の独立経験で厳しさは重々体感している。それを踏まえた上での覚悟の言葉であっても、赤の他人にとったら、軽々しい事を言っちゃってる小娘にしか映らないのであろう。(人それぞれ事情はあるけれど、自分の苦労をひけらかそうとする人は、目の前の人がそれ以上の苦労をしているかもしれない事実に気付ける冷静さがない様に思う)

 

精神ボロボロな状態で帰った時、

 

味方をしてくれたのは家族だけだった。

 

私は、家族を一番大切にしたい。

では、今の環境で、果たして家族を一番大切に出来ているのか?

 

話を元に戻すと、同じ様な事がつい最近もあった。

人それぞれ事情があるのだから、私は特段、人がやろうとしている事を否定したりはしない。けれども、私の夢やこれからの働き方について、また怪訝そうな顔をした同僚がいた。人にはそれぞれ考え方があるわけだから、グチを共感されなくたっていい。(そもそもこの時点で何の為に飲んでいるのかがわからなくなったが)ただ、こちらのポジティブな考えに価値観を押し付けて来るのはどうかと思う。

 

この日記、ポジティブな事を書こうとしていたのだけど、潜在的にこういう事の積み重なりが心の中のフキダシとなって溜まっているのだと気付けました。と言う事は、思いがけずフキダシが出せてラッキー。

 

最近、「君は純粋そうだから、人や環境の影響を直に受けやすいだろうね。それなら、ネガティブよりポジティブな人や環境のそばにいた方が良いよね。」と言われました。犬系が故、よくご存じで。

 

それならやはり、自分にとってポジティブな情報が入りやすい環境を整える事が今後の働き方のテーマなんだと思いました。