犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「整理」

やらなきゃいけないこと山ほどあるけど、整理のために書きます。

 

今、1ヶ月半後にオープンする物件の仕事を派遣と両立しながらあくせくやっていて、これが終わったらどうなって行くんだろうなっていう漠然とした不安や疑問も常にあって、結局、子供と仕事のことについて、長年抱え続けている問いの答えが出ないでいます。

 

先輩の声を聞くために、派遣では3人のママと一緒に働いて、いろんな話を聞かせてもらっています。私の歳くらいに子供を産んで、しっかり育てて社会に復帰している彼女たちは、口を揃えて、ふいに妊娠した、妊娠したらあとは産むしかないからあれやこれや考えなくなるよと言います。

 

私が今悩んでいるのは、

 

たまたま、いつ妊娠してもいいタイミングに、

たまたま、

 

今までにないほどの

仕事の良い波が来ているから

 

なんだと思います。

 

夫は、私の仕事に対する思いを一生懸命理解してくれているけど、多分これ以上待つことはむずかしいだろうし、私自身も無意識の内にプレッシャーを感じています。

 

夏に再独立して、不安な日々を乗り越え、冬に出会った企業に業績を認めてもらえてやっと仕事が動き出した時でした。本当にいい距離感で働かせてもらえていて、仕事としては、これまでの十何年がやっとまとまり、報われ始めた時でした。

 

今やっている仕事も、キツいけれどもとてもやりがいのある仕事で、無事オープンを迎えられれば、私の個人的な実績としても胸を張って伝えられるものです。今回、改めて悩むキッカケになったのは、この仕事の次の案件が決まったというお話から。

 

独立をした、イチ個人とすれば、これほどありがたいお話はありません。

 

けれども、私が今独立をしてのびのびと働けているのも、夫がいるからに他なりません。私は常に、家庭とキャリアのどっちも手に入れたいと思って来ました。

 

私の仕事の特質上、普通の生活や、プライベートは、どうしても犠牲にしなければいけないジレンマがあります。だから、子供が生まれたら、今の仕事も、次の仕事も受けることは現実的ではないと思います。

 

何故今なんだ。

 

これが全て。けれども、当たり前の事です。

今個人で働けているのも、これまでの十数年間の出逢いや経験があったからこそ。普通に考えて、今なんです。キャリアの最高潮って。

 

でも、私の中にはやはり、2人の人物がいます。

 

この最高潮のキャリアを最大限に突っ走りたいという人間と、女としての幸せを求める人間。だから、子供を諦めて、キャリアをひたすら突っ走りたい!とも、キャリアは諦めて子供を産みたい!とも言えません。

 

うまいことやりたい。

 

正直、そう思っています。

この岐路にぶちあたった時、大抵こう思います。

 

何で、

女ばっか岐路に立たされなきゃならないんだ。

 

けれども、今日は夫が、最もなことを言いました。

 

「自分には働くという選択肢しかない。

 自分が働かなければ食べていけないんだから。」

 

けして、

 

"なら私が働くから子育てしてくれ"

 

とは思いませんでした。

数年前は言っていたかも知れないけれど、やはり、女性性のようなものが優位に立ち始めていることは確かなようです。

 

「jiyugyoの仕事は歳を取っても出来るかもしれないけど、自分の仕事は、ずっとやり続けていないと出来ないことだから。」

 

これも、納得しました。最近、住い探しを始めて、現実的な金銭感覚を実感する機会が増えたのもあり、反論は出ませんでした。

 

やりたいからやっているのではなく、

必然だからやっているのだ、と。

 

私の場合は、

 

やりたいから

 

なんですよね。お金は二の次。自分の自己表現、自己実現のためにやり続けたいと思っているんです。そこが大きな違い。とまぁ、何がいいたいかと言うと、

 

やっと来ている仕事の良波を消し止めてまで、何故妊娠と向き合わなければいけないのか?

何故どちらかしか選べないのか?

何故こんなに自己実現したいのか?

 

子供が欲しいのは私も同じ。

夫の言い分(働かなければいけない現実)もよくわかる。

諦める、という選択をしなければいけない時期が来ているものわかる。

最終的には、一体何が大切なのかということなんだと。

 

一つの判断基準があります。

 

仕事をしていると。

私がやりたくてやって来たことを、即戦力と感じ、頼りにしていただけて、本当に嬉しくて楽しくてやりがいがあります。注目される充実感や、ありのままの自分を必要としてもらえる充足感があります。連休前、この充足感を、もっともっと、ず~っと感じていたいと思いました。それが、以前に書いた、「動」の世界であることも感じていました。

 

連休に入り、「静」の世界に目を向けなくてはと思い、夫側のお墓参りをしたり、祖母に逢いに行きました。家族っていいなと思いました。静の世界の大切さを感じました。

 

連休が明け、自分でも自分の心の変化に気づきました。連休前にあった様な、大きな動を求める気持ちはもうあまりなく、

 

最終的に大切なのは家族

 

なのだと感じています。

 

だから多分、家族なんです。

私にとって、最も優先順位が高いのって。

だから、どこかのタイミングで、キャリアを諦めなくてはいけないってことなんだと思います。自分の思いを叶えるためにも。

 

多分、子供が出来たら、この思いはもっと大きくなるんだと思います。

そんな中、どうにか仕事も続けられる方法はないのかと。

あとは物理的なことなのだと思います。

 

私は今、自由になりたくて、良い距離感を保ちたくて、この働き方をしています。最初は不安や不具合ばかりだったけれど、最近やっとバランスが取れて来て、ほんとうに何不自由なく、のびのびとさせていただいています。

 

けれども、育児との両立を考えると、この働き方を継続する方法はあるのか?

その想像がどうにもつなかくて、

 

悩んでいます。

 

実際には、成果物さえ提出すれば勤怠は自由なわけで、やりようはあるのかもしれない。それも、取引先との話し合いなのかも知れません。どんなであっても、とりあえずはやると言って受ければいいのかも知れないし、何しろ経験したことがないので何もわかりません。

 

とにかく、今の働き方は良い。

 

取引先に話せばやりようはあるのかも知れない。

 

現実的なことを考え出すとやはり悩みごとは絶えませんが、とにかく、整理がしたくて書き出しました。まだ事務所にいます。