「社会性と独創性」
今まで、本当に、バランスよく経験させていただいたと思う。
ものづくりをする上では、
独創性は品質を高めるための何よりの手段
だし、かと言って一人でやっているわけではない以上、
人と話して調和していく社会性も不可欠
だったりする。
元の私の性格上、正直、
全て思い通りにいかなければおもしろくない。
自分が引いて相手に譲るなんて本当ならしたくない。
こういうとただのワガママに聞こえるけど、けしてそれは主観で判断していることではなく、今までの経験上、こうした方が良くなるという判断の元。
この、こだわりが品質を左右することは言うまでもないけれど、私なんてまだまだ甘い方で、世の中には、
どんな風に思われても
こだわりを突き通すクリエイター達
が沢山いる。本当に凄いと思う。私はあそこまで出来ない。けれど世に出ている支持された良品達は、そんクリエイターの断固とした想いが込められたからこそ出来ている。
いいものを作ろうとすれば、作り手に嫌われる。
作り手に好かれようとすれば、中途半端なものしか出来ない。
私はこの中間地点の微妙な位置にいる。
けれどもハッキリと言えるのは、(自分が出来る範囲で)独創性を活かして一人で作ったもののクオリティが一番高くなるということ。
私は一体何が作りたいのか。
ただひとつ言えることは、どこの組織にも属していない今は、独創性を活かしたものづくりに視点を置き換えてもいい自由があるということ。生産性重視で考えていいということだけだ。
そんなこと考えている暇もないのに、夢現つな打ち合わせ前の語りでした。