犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「ぶつかるんじゃないんです、かわすんです。」

勝った。

 

 最後の最後のどんでん返し、感情だけにフォーカスすれば、言いたい事は山程あった。けど絶対、
 
「こんなに、私こんなに頑張ったのに、どうしてくれるんですかっ!!」
 
なんて、
 
女々しい事は言うまいと思っていた。
 
全てを感情任せで訴える担当を差し置き、
 
熱い思いを、
 
相手の利益、課題、容認を踏まえた上で、
 
伝える。
 
何故なら私は実現したいから。
 
思いを叶えたいから。
 
感情で訴えたところでビジネスは動かないので。
 
メールにも、心理ストーリーを作りました。
 
一度、相手の事情を受け止める
   ↓
スッと文が入って来る様になった所で
一度ガクンと感情を落として心配させる
   ↓
相手の利益になることを実現するには
せめてこれが必要だと伝える
   ↓
それでもダメならなんとかするから言ってくれとかわす
 
全て、相手が主役。
 
自分がやりたいことを主張するのではなく、これをやれば相手にとってどんな利益があるのかを伝える。けど、実際は、自分がやりたいことを実現するためのレールでしかない。
 
「ぶつかるんじゃないんです、
   かわすんです。」
 
が、働きマンの名言であれば、これまでの仕事経験で学んだモットーは、これに限る。
 
理不尽な事があっても、
 
相手の非を掘り下げるのでも、
我慢するのでもなく、
 
どうして自分が嫌な思いをしたのかを理解して
 
自分が変えられる事は変えて、
そうじゃない事は素直に伝える。
 
大切なのは、主体性と距離感のバランス。