犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「自己流」

思うこと沢山。

こういう風に思うんだな自分、って新たな実感もあったりして。

 

なんかまぁ大々的には、私今、またしても得体の知れない

 

孤独感

 

を感じてるなぁって。集まりで、

 

孤独感との付き合い方や

モチベーションの維持が課題

 

って言葉に、その場の空気が一瞬、

 

共感で固まった

 

気がしたんですよね。やはりフリーランスな以上、誰もが抱えるテーマなのでしょうね。話を聞いていて、私のモチベーションを生み出してくれるのは何より「必要とされる」事だと思ったんですが、フリーランスがモチベーションを保ちにくいのって、組織にいる時の様に「必要とされ続ける」安心感がない事も影響していると思うんですよね。なので続けていうならば、

 

けれども組織には戻れないジレンマ

 

がある。私がそうであった様に、一度フリーの自由度を知ってしまうと、もうフルタイムには戻れないんですよね。けれども孤独感はつきまとう。前社を辞めた時の様な気持ちで、本当にジレンマです▼

 

ただひとつ思ったのは、(まだ抑うつ気味なので果たして本音なのかなんとも言えないのですが)今日なんかも私は、

 

同じ働き方をするお手本

 

が欲しくて集まりに出向いたのですが、なんだか私は変わっているというか、同じ職種の人がいなかったというか、少し違う世界の集まりに来てしまった様にも感じました。

 

もちろん、先輩方のお話にはすごく勇気をもらったし、感化されることも思い出させてもらえることも多くて、行って良かったのは確かなんです。次も機会があればどんどん行きたいと思うし、何より、人と会った時、人の話を聞いた時に自分が何を感じるかこそが価値観の構築に繋がると思うので、物凄く大切な機会なんですよね。

 

ただ、派遣にも感じる、独特な世界を感じたといいますか…私やっぱり、

 

集団行動が苦手

 

なんですよね。なんだか、この世界は2つに分かれる様な気がして。1つは、ほんまもんの一匹狼。人に何と言われようが別に関係ない、人は人、私は私、と割り切れるクールな人。このブログで言うところの猫系。もう1つは、集団行動が得意な人。それは、リーダータイプに然り、それについて行くサポータータイプに然り。(しかしこれを犬系って言うのかなぁ…ちょっとこれは疑問。)

 

どちらにせよ、派遣先もこの2つで構成されている気がして、私が最初に苦手意識を感じた(けど今は一番共感出来る)人は確実に前者。ラスボスと、それに従えるもう1名は、確実に後者。私はどちらでもない。

 

和は乱したくない

事なかれ主義

 

ただ普通に、仕事をさせてくれ、と思う。

 

しかしまぁ、このラスボスが思った以上に強烈な人で、社長にまで歯向かって、なんていうか、和田さん的な、オラオラタイプ。そしてやはりそういう人がいるから派閥みたいなものが出来て来てしまって、他の人も、働く時間は同じじゃなくとも、常にお互いに粗探しをしていると言うか…

 

こう…なぁんで女性って女性に厳しいんでしょうかねぇ…

 

それが最近やってるアプリの世界にも滲み出てて、なぁんでこう、サッパリと出来ないのかなぁと、これはもう、学生の頃からずーーっと感じてる事。もう、ずーーっと前から、数名が集まるとリーダーとルールが出来て、誰がどう思っていても必然と従える人達が生まれて、けどその中でも悪口や派閥があって…っていう、あれ、

 

本当に嫌い。

 

まぁ女性にそういう独特な世界がある反面、男性には縦社会っていう世界があるから組織が成り立つのだと思うんですけどね。

 

権力とか、派閥とか、本当に興味ない。

 

だからこそ、ドクターXの「群れを嫌い、権力を嫌い、束縛を嫌い…」がスカッと腹落ちするんだけど(まぁ、だからってああはなれないのが犬系の性なんですがね)。

 

元々私は子供の頃の社会経験が人より少ないんだか、育った環境の影響なのかわからないんですが、そこまで感情剥き出しにして深く付き合えないんですよね。占い師に言われた通り、表面的に合わせる事は出来ても本領発揮出来るのは一人になった時のみ。

 

だからこそ、私はこの働き方しか向いていないとつくづく思ってしまうんですが、うーん…なんだかね…ある方向へ行くと、必ずそういう世界が広がっている様な気がして、うーん…と思ったまでなんです。妊娠、出産、育児をする上でも、それが最もな悩みかなぁ。

 

多分、これが自然と出来る人っているんだろうなぁと思うし、"私が"苦手なだけだと思うんですよね。だから、何が言いたかったかと言うと、お手本にする人が出来るのはもちろんいい事だと思うんだけど、やはりこの働き方をしている以上、

 

"自己流を見出す"

 

のが何よりの最善策、近道なんだなぁって思ったのが、今日一番の心得でした。

 

それにしてもここのところ、私的にはトリプルパンチだったんだなぁと。

 

1つめは、ビッグプロジェクトが終わった燃え尽き症候群

2つめは、体調を崩して垣間見えた派遣先の女性社会。

3つめは、ネガティブ担当からのモチベーション削ぎ落とし。

 

ビッグプロジェクトが流れていた時は、大変な反面、悩む暇もなかったし、必要とされている安心感があった。けれどもそれが一段落し、激務が高じて体調を崩した時に、派遣先のラスボスと弟子の独特な裏切り感を感じ、軽くトラウマ。そこへ、やっと受けたありがたい話を真っ向から否定する、ネガティブ担当の態度に完全KO。

 

私なんて

 

が始まっている。要するに、

 

バランスが崩れている

 

という事なのでしょう。崩れているのを都度直して行くのがこの働き方の特徴。ストレスは、自分の価値観を知る何よりのバロメーターなことは前回の「廃人期」でよくわかったので、自分の心に耳を傾けて、整えて行くしかないんですよね▼

 

今日もひとつわかった価値観は、私は、

 

おじさんの世界が一番合っている

 

と言うことでした。おじさん達の、

 

熱い思い

寝食惜しまず働く意欲

 

私は心底共感します。ついて行くことは出来ます。けれども私はやはり女であって、感情で動いてしまうことだってあるし、与えてばかりでは心がすぐにカラカラになってしまいます。妊娠、出産、育児をすることになれば、今まで程バリバリ働くことも出来ません。

 

しかしながら、軟子の軟弱な気持ちを正直に話すならば、完全なる男社会に入り込んでも、競争、交渉、ビジネス戦略は苦手。定時で上がれる女性社会に入り込んでも、集団行動、しきたり遵守が苦手。

 

どっちも苦手。

 

なんですよね…実はビジネス向いてないんじゃないかっていう。

 

女社会の職場では、問題児が集まった部署で雁字搦めにされた環境的な影響は大いにあるんですが、この会社で何も助けてくれない組織の恐さも思い知り、休まず正反対な男社会の職場に行ったら、半年で適応障害になるというオチでした。

 

この頃は諦める事を知らず、モラハラに我慢を重ねて精神ボロボロな状態で体育会系の会社へ入っても、手震えてるのに毎日栄養ドリンク飲んで無理矢理テンション上げて行っていました。

 

そりゃ精神崩れるわ。

 

しかし、元の私はやはり本当に軟子なんですよね。どこか、寄り掛かりたいと思っているし、厳しいこと言わずにそこをなんとか、と思っているし、思い返せば、仕事に夢中になる前は本当に自分をはかるものさしがわからなくて、重い依存ばっかしている丸出し軟子でした。独子を作ってくれたのは他でもない、

 

仕事

 

であって、だからこそ、丸出し軟子と会うのが恐くて、(前述の適応障害で初めての休職をするまでは)社会に出て8年間程、長期休暇を取ったことがないワーカホリックでした。相変わらず朝は弱かったけれど、午前休を取って昼ドラが始まる頃になると何故か恐くて急いで会社行ったりして。

 

あの頃は、スーツをピシッと着て、ビジネス街を颯爽と歩き、高層ビルの高層階でバリバリ働く事に意味がありました。きっとそれで、

 

"強い自分ブランド"

 

を築いていたんだと思います。じきに、超実力社会な会社に転職してとことん現場に入らされるんですが、激務とストレスで救急車で運ばれるくらい辛かったそこでの経験が、今フリーランスとして働ける実力になっているのは確かなんですよね。

 

今思えば、ワーカホリックだった頃、恐かった生活を今はぬけぬけとやっている。だからこそこうして悩むことも多いのでしょうけど、服装やビッグネームでカモフラージュしなくてものうのうとしていられるのは、十ン年の経験で人に与えてもらった自信であり、それを支えてくれる家族のおかげなのだと思います。

 

としたら、社会に出る前と今では、

 

何が大きく違うのか?

 

ぐ~だらなのは全く変わらず。朝弱くて、驚く程寝て、いつの間にか昼夜逆転して、何もしない廃人生活が続くこともあって、何かをやり出すまでに物凄く時間がかかる

 

出不精な根暗人間

 

なのは、呆れるほど相変わらずです。

 

やりたいことも変わらずです。ただ今は、それをなんとか仕事に出来る経験知識が少しだけ身についているのが、社会に出る前とは大きく違うのだと思います。

 

後は何だろう、独子を知ってくれている人の数かな。ポジティブな時の私を知っていて、応援してくださる人の数もまた、大きく違うと思います。

 

経験知識と人脈。

 

明らかに、社会でないと築けないもの。そういう意味では、前述の、女社会、男社会に転職するまでは、なんだかんだ環境に恵まれていたということなのかも知れません。恵まれていたと言うのも、権力や派閥など関係なく、本当にその仕事が

 

好きな人たちが集まった環境

 

で、ただただ仕事に打ち込めたという意味です。そういう意味で今通ずるのは、ポジティブな担当なんですよね。本当にその仕事が好きで打ち込める相手。ネガティブ担当はけしてそうじゃない。と言うことは私は、

 

やりたいことを

その仕事が本当に好きな人たちと共に

(ブランクを補う方法を考えながら)

やって行きたい

 

のかも知れません。

 

何も、ライフスタイルが変わるからって、

 

仕事も変える必要はない。

 

しくじり先生での波多陽区さんには共感する部分が多々あったのですが、私は、これまでやって来た仕事を断ち切ることなく、

 

自分流のスタイルを築けばいい。

 

そもそも私のいる業界自体、結構コアなので、とても狭い世界です。更にそんな中でも一緒にものづくりをしたい人は限られます。そう、だからこそ、やり遂げたビッグプロジェクトだってもっと誇りに思ったっていいし、これからも続けていいんだと自分に言い聞かせていいのだと思います。

 

身を粉にしなければ出来ない仕事だから、と、この仕事と両立するという選択肢は自分から断ち切っていました。しかし確かに、そう思い込んでしまっているのは私自身なわけで、切り拓いていけばいいのかも知れません。悲観的になっていたのは私の方なのかも。以下、重複してしまうようですが、先走って書いていたものとドッキング▼

 

もとい、私は、次ステップで

 

どんな人間になりたいのか。

 

占い通り、今後を考える日々を刻一刻と過ごしているわけですが、今日ひとつわかったのは、私は、新しい働き方を用意されている環境で働くのではなく、今まで通りの現場で働きつつも、ブランクしなければいけない部分を

 

何で補うか?

 

を考える方が合っているのかもしれない、と言うことでした。

 

まだまだ経験値は浅いと思いますが、この3年間で色々やってみました。ネットでいただくお仕事、社長直アポでいただくお仕事、前社にいただくお仕事、展示会でいただくお仕事…。どれも素晴らしい経験をさせていただいて、もちろんこれからもご縁があればご一緒したいと思うものばかり。しかしいつも感じていたのは、

 

単発の切なさ

 

でした。長い目で見れば数ヶ月おきにお仕事をくださったり、今でもお声を掛けていただいていて私が受け切れていないだけだったりもするんですが、何と言いますか、

 

クール

 

なんですよね。当たり前なんですが、クライアントと受注者っていう線引きがハッキリしていて、今回の仕事納めたら次はないかもねな感じ。取引先においても、ポジティブ担当(以後P氏)とネガティブ担当(以後N氏)では明らかな違いで、P氏は社員同様にプロジェクトに参加させてくれる反面、N氏は一般的なクライアントと受注者のやり取りになり過ぎて良いものが作れない。

 

これは前社でも言えた事かも知れません。なんて言うか、これもチューニングなんでしょうか。社員に近づき過ぎても費用が合わなくなって来るし、外注になり過ぎても良いものが作れなくなって来る。どなたかが、フリーランスに重要なのは

 

距離感

 

だと言っていたけど、本当にその通りだと思います。会社としても、外注の人が入るからこそバランスが保てる組織もありますしね。

 

ああ、なんだか、長くてまとまりのない文になってしまいましたが、とにかく身になる一日ありがとうということで、最後に一言。

 

今週、担当に会ったら、

 

私、状況がどう変わっても、やります。

 

と言ってみることにします。