犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「ヤンキー」

12日ぶりに「出勤」というイベントに参加した。
社会の流れに合わせている自分に、遠足の様なワクワク感を感じたり、「出勤」をしている人たちをもの珍しく見ていたのも束の間。

バスが来ない
行き着きのカフェが混んでいる
疲れてるのに話し相手をし続けなきゃいけない

など、すぐさま、人に合わせる、という場面に直面する。

しかし今日の私はどうもいつもと様子が違い、混んでいるカフェ、忙しい朝、マシンが壊れてイライラしている人たちの中、並んでいるのか並んでいないのかよくわからない人が前に立っていた。

そもそもこのカフェが混んだ時のシステムはよく知らない。だから私の判断基準でしばらく観察した。すると、レジが終わった後、オーダーしたものが出来るまで待機するゾーンから永遠と動かない。痺れを切らし、あぁ、この人は並んでないんだなと判断してレジに向かったところ、

「すみませんけど。」

と怪訝そうな顔で横入りされた。そんな時も、いつもなら咄嗟に、

「あ、すみません。」と愛想笑いでもして済ますだろうところを、今日は反射的な真顔で、

「え、並んでたんスか?」

その瞬間、

どうしたジブン?!

と思ったけれど、素直な対応でしかなかった。人と会うとストレス溜まる。けれども、生活をするためのお金は、種を蒔けば生えてくるものでもなくて、人と接して初めて生まれるものだから社会性は大事だ、なんてことを話しながらも会社はとりあえずこと済ませた。

しかし、その後の、取引先との打ち合わせ後、あまり話したことのない部長が割り込みで飲み付き合いして遅帰り。

何だかもう、その上の上の人たちとの接点が濃いのもあってか、その下の下まで持ち上げエネルギーが残ってなくて、軽く口ごたえ。

自分、調子に乗ってるのかな?謙虚さを取り戻さないとダメなのかな?やっぱ社会に合わせない日々が長く続くと社会不適合者になって来てしまうのかしら、なんて考えながら帰って来た。

夫に、私、歳かな?間違ったことしたかな?と聞くと、

「いや、あなたは歳なのではなく、ヤンキーなだけだ。」

と言われた。

眠い。とりあえず、この時間に眠くなることは、社会に適合した反射と捉えて、今日のまとめは終わりにしようと思う。