犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「負けず嫌い」

今日、言われてイラッと来て、ほとぼりが冷めた頃に

 

なるほどなぁ

 

と思った言葉があった。

(私は大抵言われてイラッと来てほとぼりが冷めると素直に受け入れる。とにかくまずはイラッとする。)

 

それは、

 

あなたは負けず嫌いですね

 

という言葉。

 

ハァア?!

負けず嫌いで片付けるなや!

これが当たり前だって気付いてない君への戒めじゃボケぃ!

 

と、一度はイラッとしたものの、これこそまさに負けず嫌いの有様(笑)

母譲りの明らかなる性格です。

祖母にもよく、

 

何糞

 

と思って立ち向かえと言われたものでした(笑)

(むしろ強かった祖母譲りかもなぁ。)

 

けど、負けず嫌いって嫌だな~と思い、ポジティブに変換する言葉を探してみました。(これもまさに負けず嫌いらしき行動w)すると、

 

向上心がある

ポジティブ

頑張り屋

 

というワードが出て来て。

どれも確かに言われた事のある言葉。

結局、長所も短所も表裏一体とはこの事なんだなと思うと共に、これまで生きづらかった時の事を振り返るキッカケになりました。言わずもがなですが、結局負けず嫌いって、

 

負けるのが好きじゃない

 

んですよね。

けど、大人になるにつれ、

 

負け顔

 

が出来る事が大人の第一歩だと言うようなことも多々学びました。

 

謙虚こそ最大の武器 だとか、

肩肘張るな とか、

ぶつかるんじゃなくてかわすんだ とか…

 

それはそれは色々な方法で。そしてそれを思い出すと必然と、サラリーマン時代を思い出します。

 

私はいつでも負け顔をしていました。

 

何故なら、自分より出来ないポジションの人を下に付けてマウンティングしたがる人があまりに多い環境だったから。

 

だけど今は違います。

 

むしろ、

 

私は出来ます。

私は能力を持っています。

だからこそこの仕事の責任が取れます。

 

と言い切れなければいけない働き方をしているから。

否が応でも、自信がある態度をしていなければいけません。

だからこそ、より一層、

 

負けず嫌いなんです。

 

まぁ、この事に気付かせてくれた彼には感謝ですが。

これまで、この強情な気持ちは

 

支配欲の高さ

 

から来ているのかと思っていたけど、負けず嫌いも影響しているんだな。結局はマウンティングですもんね。人の下になるのが嫌だから負けない様に肩肘を張り続けていて。だからこそきっと、「ぶつかるんじゃなくかわすんです」って言うのは、

 

あえて降参して相手に勝たせて

相手の気が緩んだところでスッと意見を通して結果勝つ

 

的な話なのであって。

けどやはりそれをする余裕は、どこかで自分を認めてもらったり、土台となる何かがないと難しい事ですよね。全体的に負けているのに更に負け顔を披露するのは身も心ももたないだろうなぁ。

 

プライド とか

支配欲 なんて言うと

 

揺るがすのが難しそうに聞こえるけど、

一つ一つの立ち位置や会話の中で、

 

全勝しなくてもいい

勝ち負けのバランスを意図的に整理出来る事が

交渉上手、人間上手なんだよ

 

なんて言われると、なるほど、それなら2、3試合分くらいはあえて負けてもいいかな、なんて思えたりするのかも。その譲れる試合数の数こそが、

 

人の器

 

というものなのかも知れないですね。

 

おあとがよろしいようで。