犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「真実 診断」

もう、私に「散らす」ことは出来なくて。

 

去年の暮れは上司にキレて。

 

年末は一度本当に精神的に参って心療内科行って。

その時点でも診断書は書いてもらったけど、すぐに休職とは思えなくて、診断書とその事実は胸の奥底に閉まった。

 

年末年始休みに入った途端、これまでの気分はなんだったんだと思うほど元気で。

その時に作ったものが今の個人的契約に繋がっていて。

 

本当に私は、なんで今の今まで

 

独立せずに続けて来たんだろう。

 

それはもちろん、ここにも綴って来た様に、変わらない日常や、会社員であることの安定感、会社員でなくなることの不安、いろいろと、変化を求める恐怖を感じていたからなのは確か。

 

けどそんな日々が、今日の精神状態を作っているのも確か。

 

辞めることは正解。

もうこれい以上は続けられない。

独立する。

それはわかった。

 

けど今は、それを元気に伝えられる気力がない。

 

相手の気を悪くしない様に、会社の上司や上長には、同じ事情を違った言い方で伝えた。

 

けどその内に、真実がどんどんわからなくなって来た。

 

上司にはとりあえず休めと言われ、確かに、今の私には堂々と辞める気力すらないから、一度休んで、気力が戻った時点で辞めることに向き合おうと思った。

 

そうと決まったら行動は早い。

 

今日は、3つの病院に行った。

1つ目の病院で診断書がもらえないと言われた時はパニくりそうになったけど、3つ行ったおかげで、今自分がどんなことを求めていて、どんな状態なのかがよくわかった。

 

私は今、その名の通り、

 

適応障害なんだ。

 

これは現社に入る前、前社を辞める時に初めて診断されたものだった。

先生に言われた通り、休職して辞めたら、その症状はすっかり良くなった。

 

上司は、精神的な不調はなかなか理解してくれない。

だから今まで、(根本的な原因は上司が私に適応外の仕事を振り続けている事なのであっても)それとは切り離した、頭痛や身体的な不調として説明して来た。だから今回も体調不良が原因で、上司の仕事もろくに出来ないことが悔しい、前から相談している様に独立したい意志もあるし、今はいろいろ滅入っていて辞めたいと思っているとも伝えた。

 

とりあえず今は体調不良が原因で冷静に考えられないだろうから休んででも治せと言われたけれど。

 

上司以外のまわりは皆わかってる。(多分内心では上司も)

私の体調不良の原因が、去年からずっと、

 

適応外の事

 

をやらされている状況にあることを。

 

だからと言って、異動すれば解決するのかという問いの答えも、この1週間でよ~~くわかった。言い方を変えれば、唯一解決しそうな異動先が見つかったものの、組織の政治や派閥が邪魔して、そこに行きたいと言う事すら白い目で見られるという事がよくわかった。

 

だから今日は、頭痛や体調不良で診断書を書いてもらえるかどうか、色々な先生の意見を聞きに行った。私としては、辞めても個人取引先になるであろう今の会社に対して、あまり精神的な障害イメージを与えたくなかったし、何より上司に対して説明しにくいので、なるべくであれば身体的な理由で休職願いを出したかった。

 

けれども、偏頭痛で休職とか、あまり聞いたことがない。

案の定、脳神経外科の先生には、偏頭痛は薬で治すものであって、休んだり辞めたりするほどのものではないと(痛くて仕事にならない、会社から休めと言われていると伝えても)、断言された。

 

いや、その通りだと思う。

 

でも、その瞬間、それこそ頭痛がした。身体が抵抗反応を起こしている感じだった。求めている答えではなかったのだと思う。得体の知れない頭痛が続いているのに、原因もわからずただただ対処療法を続けて悶々としなければいけない不安感がよく理解出来た。

 

去年の暮れに診断書を書いてもらった様に、私の頭痛の原因がストレスから来ているのは明らかなので、心療内科ならすぐに理解してくれる事はわかっていた。けれども前述の様に、なるべく身体的な理由にしたかった。

 

結果、心療内科の先生には、

 

うつ状態

 

頭痛などの身体的症状はうつからくる自律神経失調症と診断され、「自律神経失調症のため1ヶ月の安静休養が必要」という診断書をいただいた。

 

半分納得がいって、半分不安だった。

 

確かに、ここ2ヶ月の身体的不調はまさに自律神経失調症の症状。3年前に同じ会社で別の上司から適応外の仕事を振られ続けて倒れた時も、自律神経失調症と言われた。前社で適応障害になった時も、適応外の仕事を強要されたのが原因だし、その前の会社でも

 

本来の私ではない像

 

を演じ続けて体調を崩しがちだった。けれども独立していた去年までの2年間、激務で体調を崩すことはあっても、精神的な不調は殆どなかった。

 

よくもわるくも私は難儀な性質で、仕事の分野がピンポイントであるが故に、同じ分野の人とは相手が役員であってもすぐに意気投合するし、仕事をしてもなんら問題がない。けれども会社組織に属して、分野と違う仕事を強要されたりすると、

 

途端に体調を崩す。

 

そういう意味でも、なんだかんだ私には独立が合っているのだと思う。もちろん、独立の大変さは2年間だけでも身を以て感じたし、そう甘い世界でないことはよくわかっている。けれども、向き合えると思っている。実際、この週末にもやらなければいけない個人仕事があるし、昨日も、本命会社からこれから本格的にプロジェクトを一緒に進めて行きたいというありがたいオファーをいただいた。

 

結果、2つ目の診断で不安を感じたのは、会社に行っていない時はいたって元気だと言うこと。元々私の心身に原因があって会社に行けないのではなく、会社に原因があって会社に行けなくなっている事実との差。前者に感じとられるのは何か不利な気がした。けれども、診断書としてはこれが収まるべきところなのではないかと思った。

 

というのも、もう1つの心療内科の先生が真実を適格に教えてくれたから。

私の現状を聞いて、先生は、典型的な適応障害だと言った。動物と同じで、恐怖を感じた場所は脳が覚えていて、その場所へ行くと本能的に拒否反応を起こす様に出来ていると。動物であればその場所に行かないだけで問題は解決するが、

 

人間の場合は通い続けなければいけない

 

から、結果的に脳がショック状態となって症状が重くなってしまう。

 

適応障害は、薬を飲まなくても、その場所に行かなくなれば治る。休めば治るだろうけれども根本的な問題解決にはならない。選択肢としては、辞めるか、扁桃体を麻痺させ成功体験をしやすくして環境に慣れて行く(薬を飲みながら今の会社で頑張り続ける)か、どちらかだと。

 

迷わず答えは前者。けれども今は辞めると言い切る、そしてその後を難なく過ごす元気がない事を伝えたら、それならば、休んで冷静になった時点で辞めると伝えればいいと、適格な診断をしていただいた。

 

私の真実此処に有り。

 

けれども診断書には、「適応障害による抑うつ状態のため来月末までの休養が必要」と書かれている。

 

完全、上司ディスってるやないか。

 

まぁこれが事実なのだけど。

これなら事情を知っている会社も理解してくれるのではないかと思った。

上長には、異動の相談もしたけれど、今は我慢しすぎてこんな状態で、冷静な判断が出来ないから一度休ませてくださいと。少し休んで、冷静に考えられる様になったら、今一度相談させていただきますと、説明がつく。

 

自律神経失調症」と出して、上司には体調不良、上長には実は適応障害と説明するべきなのか。「適応障害」と出して、つまりはそういうことですと伝えるべきなのか。

 

念のため、週明けにフォースをオピニオンをいただいて、来週中に会社には話し、休職を取ろうと思う。物件の話も着々と進んでいる様だから、後は自分のペースで進むだけだ。