犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「自己分析」

いつの間にかウツになっていたので、改めて客観的に自分を分析してみようと思う。ウツになって休んで、なおって走り抜けて、ウツになって休んで、なおって走り抜けて…が私のリズムなのは百も承知だけども、やはりウツな期間は辛いもの。去年の流れをざっと思い返して、

 

無理もなかったなぁ…

 

と、まとめたい。遡るは一昨年の暮れ。友達と講座に行ったばかりなのもあって、新しい世界の幕開けに夢中だった。会社生活にはほとほと疲れ切って、心療内科に行くくらい疲弊していたのだけど、その好奇心が奮い立たせてくれていた気がする。

 

年末、友達が主催してくれた忘年会で出会ったクライアントと8時間に及ぶ熱い打ち合わせの後、年明けはその人との仕事と展示会準備に明け暮れた。

 

とにかく夢中だった。

 

年末年始の休みに入った途端、平日出来なかったものづくりに没頭した記憶がある。

 

サラリーマンをしながら、ほぼ休みなく、副業と展示会準備。無理をしていると気づかないほど躍起になっていた気がする。ついこないだ工房を片づけていた時、この展示会でもらった名刺を見て、

 

あぁ、この頃私、夢中だったなぁ…

 

と驚いたことがあった。そんな自分にも驚くけれど。展示会は大成功。その時の出会いが今を繋いでくれている。しかし、心身の不調が起こり始めたのはその後。相変わらずの無理と未知の国への旅行が相まって、段々不調が垣間見えて来た。一番ズンと来たのは付き合いで

 

接客をした時。

 

今でもその付き合いある人からはひっきりなしに連絡が来るが、とにかく自分の心身に影響を与える人とは距離を置くことが一番。

 

4月あたりからドッと不調が湧いて来て、けれどもGWはまたものづくりに没頭したりして。私が耐えられなくなって来たのは、人付き合いだったのだと思う。人付き合いの疲れは一昨年から始まっていた。一昨年は結婚した年。その前の年は激務に久しぶりの明け暮れていた。

 

2013年、激務に明け暮れる前から考えると、2011年は初の休職明け、新しい職場で心機一転、学生生活満喫の年。2012年は初の独立、新しい働き方にヤキモキの年だった。2013年の始めには人生上結構な辛い思いをし、それが結婚生活に活きていると思う。

 

そう考えると、2011年に一度リセットしたものの、新しい職場でも自分の適性外の仕事に自律神経を乱し、医者に「これまでの転職回数からして、自分の性格を知ることも1つの治療だ」と言われたりした。2012年はとにかく独立の辛さを痛感した。2013年は仕事における再幕開けだった。

 

ありのままの自分を取り戻した年

 

と言うか。この時もまた、大仕事を終えた後、ウツっぽくなった。そして2014年、同じ時期に大仕事を終えた年末、やはりウツっぽくなった。

 

こう考えると、年末、全てと言っていいほど、私は心調を悪くしている。もう、そういう運気だとか、バイオリズムなのだと考える他ない。2011年は夏に自律神経を乱し、年末は気力を見失っていた。2012年は年末から年始にかけて。2013年は年末、2014年も年末だった。

 

とまぁ、"例年通り"ウツになった一昨年の暮れ。一昨年の暮れのウツ具合はまた特殊だった。何故なら、これまでにないほど人付き合いに精を出したからだった。もう二度とあんなことは出来ないなとまで思う程、会社もプライベートも、

 

表向きの私ばかりで対応した1年 だった。

 

そのガタが来たのが一昨年の暮れと去年の始め。会社生活にはすでに一杯一杯だった(思い返せば一昨年の大仕事さえ終わればすぐにでも会社を辞めたいと思っていた)。

 

けれどもそれを解決しないままに、どんどん盛り上がる新しい世界への熱。会社生活を邪魔に思いながらもとにかく没頭。そして、すでに一昨年からすれすれまで溜まっていた人付き合いの疲れが

 

「接客」

 

で溢れかえったのだと思う。

 

それから先は、とにかくウツまっしぐら。私のウツ症状の特徴として、手汗、人付き合いの強い煩わしさ、倦怠感がある。あぁ、自分、このままじゃマズイなぁ…というところまで来ていた。

 

けれども新しい世界への熱だけは私の未知なる原動力だった。その最後の力を振り絞って相談した先がクソサラリーマンだったことにより、下落。

 

もう無理。

休職した。

 

私のうしろに滞っているのは、

 

人付き合い疲れ

 

休職した時も辞めた時も、ゆっくり休んで一人の時間を大事にしたけれど、やはり社会が動いている時はなかなかゆったり気が休まるものでもない。会社を辞めたにも関わらず、元上司からの束縛感は感覚的にしばらくまとわりついた。会社を辞めた後も取引はするつもりでいたけど、とりあえず私は、この会社にとっての

 

"表向きの私"を演じること

 

にほとほと疲れ切ってしまっていたのだと思う。未だ、この会社の人たちとはあまり連絡を取っていない。

 

人付き合い疲れが解けないまま、とりあえずは自分のペースで過ごせる日々が始まった。実際には今のメイン取引先とのやりとりや締切などに追われていたから完全なる休みではなかったけれど、とにかく、前社での

 

"表向きの私"から逃れること

 

が出来たことによる解放感の様なものはあった。

 

この時、私が完全に復活していたかというと、そうでもない。4、5月は会社で泣いてばかりだったし、休職した6月は工房準備をしながらも徘徊ばかりしていた。7月、前社の呪縛から解放され、生まれ変わったように感じたけれど、疲れを癒す間もなく、今の働き方が始まった。

 

7月から11月まで、ぶっ通しの忙しさ。確かに大きな形を作り上げることは出来たけれど、そのぶり返しは結構なものだった。ダークサイドから帰還するキーワードは、

 

"裏向きな私"の意力を認めてあげること

 

にあったのかもしれない。

 

あとはやはり、

 

程よく、社会に認められている感

 

も必要なのかも。休みすぎてしまってもいけない。こもりすぎてしまってもいけないということなのかもしれない。

 

とにかく私にはまだ、人付き合いの疲れが残っている。とりあえずは今のペースのまま、少しずつ疲れを落としていければと思う。