「もどかしさの正体」
最近、というか、ここ1年ほど、
ものすごくもどかしい。
色々やるべきことがあって、けどそれが出来なくて、それの価値をなかなか人に伝えられなくて、なんだかもどかしい。
しかし最近はまた、そのもどかしさの正体がわかって来た時期でもある。
通常、仕事というのはわかりやすい。
需要があって、供給がある。
だから、いつまでにこれをしなければいけない、というのが、自分でも明確だし、人にも伝えやすい。
けれども、今の私の仕事の形はけしてそうではなく、
需要があってやるものではない。
やったら需要がつくかも知れないことを、ただただ
自分だけ
が信じて形にしていくようなこと。
このもどかしさは、自分では、こうすればいけるはずだ、というのを理解していても、それを人に理解してもらうまで、いくつものハードルがあるというもどかしさになる。どうすれば人に見せられて、どうすれば人に伝わるのかもわかってる。
けれどもそれが一般的にまだ(見える形になっていないが故に)需要がないものである今だからこそ、もどかしい。
もちろん、人に見せられる形にしたものは反応がある。
けれどもその形にするまでには、
幾千もの苦難がある。
でも、世の中には、それが、人が想像力を使わなくても伝わる形になるまでは、何故私たちの様な作家が苦労しているのか、苦難しているのかは到底わからない。
今、やりたいこと、やるべきことが沢山ある。
手が追いついていない。時間が追いついていない。
けれどもこればかりを躍起になって追っているのも疲れてしまう。
だからこそ、このもどかしさから一瞬でも解放される、派遣の時間はとても大切な時間だったりする。
「家にいると ウツ」
今日は、連休による昼夜逆転からの睡眠不足なのもあって、遅刻寸前で買って大事に飲んでいた紅茶をデスクにこぼすわ、免疫が低下して花粉にやられっぱなしだわ、おなかは緩いわでそもそも体調がよくはなかったのだけど、まさかの女子デーで、トイレで
「マジですか?」
と言ってしまった。
何故かと言うと、私は生理痛が激しく、生理1、2日目はろくに歩けないくらい貧血がひどかったので、婦人科に相談をしに行ったら、イギリスじゃ高校からピルを飲むのが義務付けられているんだ、というような話を聞いて大いに納得して以来、かれこれ17年間もピルを飲み続けて来たのです。
ピルは賛否両論があるけれども、
私は大賛成派。
飲み始めの副作用や、薬によっての合う合わない(飲んでいたメーカーの値上がりなどで何度か変えたことがある)はあるものの、生理は規則正しくなって軽減されるわ、にきびなくなるわ、PMSも(これでも)軽減されるわ、卵巣が休まる分子宮まわりの癌予防になるわで、良いことしかなかった。
取り越し苦労人間の私は初恋をする前にピルを飲み始めたのだけど、何より、自分の体を自分で管理出来るというのも大きな効果だったと思う。
と、ピルの話はいいとして、何で「マジですか?」なのかと言うと、私ももういい歳、夫にも子供を待ってもらっている身として、そろそろ辞め時かな、と、つい最近、17年間付き合って来たピルを辞めたばかりだったのです。
ピルを辞めたら、50%の人が1ヶ月後に生理が戻り、90%の人が3ヶ月以内に戻る、ただし、長期服用の人は長引く場合がある、と書いてあったので、私は確実に後々者だな、とにらんでいました。
なんせ17年。
「ピル 長期服用」で調べても、2、3年を長期服用と言っている人ばかりで、10年以上、それも、17年も飲んでいる人はあまり聞いたことがない。なのに、3ヶ月を待つどころかむしろ、いつもより数日早い今日、戻って来た。そう、
あの、重い生理痛と共に。
子宮ここにあります!!って聞こえて来るくらい、存在感のある痛さ。
子宮のバイタリティーを大いに感じました。
そうか、あなたはやる気満々なんだねと。ママになる気満々なんだねと。
私のまわりにも不妊治療をしている人は沢山いるので、私だって、何があるかわからない。けれどもとにかく17年封印していたこの生理痛、自然な生理、そして排卵、ずっと封印していてごめんね子宮、と思った一日でした。
そして不思議なことに、その一日は、今までみたことのないような夢で始まりました。おそらく、朝の浅い眠りの数分で見た夢だと思うのだけど、なんと、赤ちゃんを抱いていたのです。
赤ちゃんと言っても、ちゃんと首も座っているしっかりした赤ちゃん。
「大丈夫、なんだかこの子しっかりしてるから。」
「犬と仲良くなりたいのかな?」
「どこに横にしてあげたらいいんだろ?」
いろいろ試行錯誤したり話したりした覚えがあるのですが、終盤、母と話していて、
私「ミルクって3時間おきにあげるんだっけ?」
母「そうそう。作ってあげたら?」
私「いやー…作り方もわからないし、乳のあげ方もわからない…」
「てかいつの間に生まれたんだこの子?」
と言ったところで目覚めました。
子宮って、こうして話しかけて来るものなんですかね。
と、タイトルと全然関係のない事を話していますが、本来話したかったのは、タイトル通りの事について。これがあるから、なかなか週2の派遣を辞められないのです。
朝の葛藤はご覧の通り。
<朝>
A氏「休みたい。思う存分眠りたい。」
B氏「非常に面倒くさいけど今リズム取り戻さないとなー…」
<半日後>
A氏「14時まで寝てしまって…あーなんもしたくない…」
B氏「やっぱ朝から活動するといいな~。あれもやりたいこれもやりたい。」
A氏の生活は本当に自由で睡眠欲的には大満足なんですけど、活力に欠けるんですよね。その結果、先週なんかも、ウツっぽくなりました。5日ぶりだったかに外で人と会ったらちょっと挙動不審気味だったりして。ここが、バランスを取るべき所なんですよね。
私の場合、外に出て人と接し過ぎても、家にこもって思う存分眠り過ぎてもうまくいかない。どっちかで疲れればどっちかを求めるのは自然の反応なわけで、それを繰り返すしか方法はないのかもしれないのだけど、とにかくA氏明けのB氏ほど大変な立場はいないと言うことが言いたかったのだと思います。
今、海外のネットニュースをずっと流しているのだけど、これいいかも。最近全く英語に触れていないけど、流しておくだけでもいい気がする。
色々もっと詳しく書きたかったけど、長くなって来たのでとりあえずここまでにしようと思います。
「エミリー」
もう前回書いてから1ヶ月が経とうとしているのかぁ。
この1ヶ月もまた、本当に色々なことがあった1ヶ月でした。
私が信じてやまない占いの1つにはこうあります。
「住宅ローンを申請するなら:3月6日
キャリア面が好調。社内での地位向上に伴い報酬もアップ
自営業なら今後の成長につながるクライアントをゲット:3月16日前後」
今まで住宅ローンなんて言葉、出て来たことなかったのに、去年の暮れから(住いさがし自体は去年の夏頃から)狙い目を付けていたマンションが無事本契約に進めたのが3月6日。ローンを組んだのは夫だけど、後から見てだいぶ驚きました。
そしてこれは10日前くらいの話だけど、取引先挟んだクライアントさんから本当にありがたいお話をいただいて、それを機に、報酬がアップしたのもまた事実。
そんな中、私にとってはまた一つ、大きな変化がありました。
そもそも、マンションを買ったのは、ゆくゆくの子育てと仕事の両立のため。今の家は個人的にすごく好きだけど、ここで子育てと仕事を両立する自信は正直ない。
夫は結婚当初から子供が欲しいと言ってくれるけど、私の中では葛藤の答えがみつからないままでした。
サラリーマンを辞め、やっと自分の好きな仕事が出来るようになって、これまでにないチャンスが巡って来ている今。腕試しには全速力で応えたい。それなら妊娠出産とはいつ向き合うべきなのか?
しかし、もうそんな事も言ってられない年齢になっているのも確かでした。けれども、決められないものは決められない。かといって、十数年間、ずっと飲み続けていた薬も辞めたし、来年まで妊活を延期するつもりもない。そんな時だった。
ここで前にも書いたことのある、前社の元同僚、エミリー。
エミリーもまた、辛い1年間を過ごして、ついに前社を退社した。
これからは自由に、自分のやりたいことをやって行くと、長年待ち望んでいた子供も諦めると、久しぶりに大酒交わした翌日だった。
妊娠した。
一番驚いたのは本人。
夢に近づく仕事も決まっていて、これからの生活を楽しもうとしていた矢先だった。しかし私は、彼女が不妊治療を頑張り、悩み続けて来たのをずっと見ていたし、なんだかものすごく嬉しくて、仕事なんて出産してから復活すれば大丈夫!!なんて言葉を発していた。
次に驚いたのが、私の中の変化だった。
男社会の中、妊娠出産と向き合ったら、どんな形で戦力になって行けるのか、やはりここは全速力で行くべきなのか。去年何度か見え隠れした、「子供が欲しい」という女性性になかなか巡り合えず、私にとっては、女性性の帰りを待っていた矢先だった。
私も子供が欲しい!今すぐに!
どの口が言ってんだよってくらい、女心というのは気まぐれである。
こればっかりは、欲しいと思ってすぐに手に入るものではない。けれども、十数年飲み続けて来た薬を断ったのも今、最も身近で子育てと仕事の両立に頭を悩ませていた元同僚が妊娠したのも今、次のステージへ向けマンションを買ったのも今である。
そして何故か私の中では、仕事に対する思いが自分と同じくらいあり、だからこそ両立に悩んでいた男勝りの彼女の妊娠が何よりの勇気になっている感がある。前社を辞め、前例なき自分らしい生活に先頭を切ったのは私。それに勇気を抱き、その半年後に同じく辞めたのが彼女。
となると、おもしろいことに、妊娠出産、子供と仕事の両立、という難しい課題の先頭を切ったのが彼女であるならば、今度は私がそれに勇気をもらって後追いする事になるのかも知れない。
「コミュニケーションコスト」
私の性格上、
「節目」
いろいろ思う事がある。
「休」
久しぶりのまったりデー。
無論、まったりしているタイミングではないのだけど、今日は体がついて来なかった。
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これで思い出したけど、おもしろい質問をされた。
「jiyugyoさんの定休日はいつですか?」
この頃もそうだったけど、必然と、金曜日が定休日で、土日は働く、という循環になって来ている気がする。