犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「けじめ」

安定のPMSの中、どうしても腹が立つのでカタルシス。

 

私の性格上、こっちが良くなるとこっちどうでもいい、という、単純明快な心理が働いてしまう。けれども、表面的には、「どっちも大事ですョ」という態度を取って、バランスを取るようにしている。

 

というのも、私は小学生の頃から八方美人で、どうしたら相手の気分がよくなるかを常に意識していたため、友達は広く浅くだった。けれども八方美人が故、グループを作る時など、私がどのグループに属すかなどのドラフト会議的なものが繰り広げられたりした。でも当の私は別にどこに固執しているわけでもなく、一人でコツコツ何かを作るのが好きだった。

 

その性格が、今でも全く変わっていない。

サラリーマンは、上記の、「どっちも大事ですョ」に疲れ切って辞めた様なもの。けれども、独立したって人との付き合い方は全く変わらない。

 

私の性格の言い方を変えるならば、

 

束縛されるのが大嫌いな自由人。

 

しかし、PMSも相まって余計に腹立たしくなるのは、私のまわりにいる様々な人の、

 

囲い込みたい心理。

 

今、私は猛烈に忙しい。というよりも、やっと、"自分が最もやりたかった事"が仕事として形になっていきそうな時で、だからこそ、多少の無理をしてでも、全身全霊で応えたいと思っている。要するに、

 

邪魔をされたくない。

 

そんな中、これまで何の音沙汰もなかった人から、案件が決まりそう、来週打合せ、早く現場へ行け、これから忙しくなるから死んでもらう、という連絡が来る。

 

別の人からは、あれやってこれやってあなた何でも出来るでしょ。

そのまた別の人からは、メールしたけどちゃんと届いてる?返信くれ。

そのまた別の人々からは、飲み行きましょう、飲み行きましょう、飲み行きましょう、

 

週イチで飲み行きましょう。

 

うん。私は、

 

とにかく邪魔をされたくないんだ。

 

これも子供の頃からそうだった。

自分が集中している時に横やりやチャチャ入れられるのが大嫌いで、祖母にもよく、けじめがないと言われたもの。

 

しかし、人々が私に求めてくれるアウトプットは、この、執着心さえ感じられる

 

集中力

 

が成したもの。

 

正直、今の私にはもうこれ以上の仕事いらない。

 

最低限の生活費は、創作脳を使わずに出来る事で稼いで、その他の時間を創作に使いたい。そのためにこの働き方を始めたのに、それをやり出したら他が出来なくなるような仕事はもういらないしやりたくない。イライラは、その思いが表れているだけだと思う。

「コロコロ 切り替え」

ここの所ずっと頭の中を馳せていた企画がやっとアウトプットの段階に来て、(自分の中で)カナリ盛り上がってふと気付いた時には力尽きた。

 
横になって時計を見ると、
 
ちょうど8時間。
 
寝ようかなと思いつつ、手持ち無沙汰なままにエミリーのブログを見る。
 
ここ数日間の切り替えからまたこちらの世界に戻り、子供の事を思い馳せる時間が巡る。
 
やはり今でも私の中には、2人の自分がいる。

「心細さ」

何でなんだろう?

工房にいると、責任とか、心細さみたいのがふくらむ。

その分、夫へのあたりが大きくなっている気がする。

 

去年、大仕事で忙しくしていた時。

毎日の様に夜中まで工房で働いていて、大雨の日に傘がなくて帰れなかったり、大きな仕事のプレッシャーを感じたり、タクシーで帰るのが勿体無いから工房で夜を明かそうとしても眠れなかったり、なんだか心細い思いが肥大していた気がする。

 

だから、家で出来る作業は家でするようになって、家はいいなぁと、疲れたと思えば横になるベッドがあるし、通勤時間もかからないし、なにより、あったかさがいいなぁと思った。

 

だからか最近、家で作業をすることが殆どになっていたのだけど、やはりPCを使わない作業は工房の方が捗る。だから久しぶりに工房で作業をしていたこのタイミングに限って、夫がちょっとしたことで怒らせる。

 

私はきっと、今の仕事バランスでなければ、生活のバランスも取れていなかっただろうなぁと思う。何故今まで、(こんなにもやりたいことがあるのに)やってこなかったんだろうと思うことがあるけれど、逆に言えば、今やりたいことがこれほどまでに出来ているのは、夫のおかげなのだと思う。

 

見捨てられ不安の大きい私にとって、夫の生活が不規則だったら、居ても立っても居られず、自分の創作どころではなかったと思う。この気持ちを久しぶりに思い出したのも、久しぶりに工房で、ちょっとした心細さを感じたからなんだろうなぁ。

 

工房には、定期的に来るようにしよう。

けれども、PCで出来る作業は家に場所を移動して、無駄な心細さは感じないようにしよう。

「報われない思い」

これは多分、世の中の芸人や、作家や、その他大勢の、自分の作品を仕事にしたいと思って頑張って作いる人たちに共通する思いだと思う。

 

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報われなさすぎて、これ以上書いていなかったけど、本当に、報われない思いの連続だった。けどその後、素敵な出会いがあって、本当に良かった。

「もどかしさの正体」

最近、というか、ここ1年ほど、

 

ものすごくもどかしい。

 

色々やるべきことがあって、けどそれが出来なくて、それの価値をなかなか人に伝えられなくて、なんだかもどかしい。

 

しかし最近はまた、そのもどかしさの正体がわかって来た時期でもある。

 

通常、仕事というのはわかりやすい。

 

需要があって、供給がある。

だから、いつまでにこれをしなければいけない、というのが、自分でも明確だし、人にも伝えやすい。

 

けれども、今の私の仕事の形はけしてそうではなく、

 

需要があってやるものではない。

 

やったら需要がつくかも知れないことを、ただただ

 

自分だけ

 

が信じて形にしていくようなこと。

 

このもどかしさは、自分では、こうすればいけるはずだ、というのを理解していても、それを人に理解してもらうまで、いくつものハードルがあるというもどかしさになる。どうすれば人に見せられて、どうすれば人に伝わるのかもわかってる。

 

けれどもそれが一般的にまだ(見える形になっていないが故に)需要がないものである今だからこそ、もどかしい。

 

もちろん、人に見せられる形にしたものは反応がある。

けれどもその形にするまでには、

 

幾千もの苦難がある。

 

でも、世の中には、それが、人が想像力を使わなくても伝わる形になるまでは、何故私たちの様な作家が苦労しているのか、苦難しているのかは到底わからない。

 

今、やりたいこと、やるべきことが沢山ある。

手が追いついていない。時間が追いついていない。

けれどもこればかりを躍起になって追っているのも疲れてしまう。

 

だからこそ、このもどかしさから一瞬でも解放される、派遣の時間はとても大切な時間だったりする。

「家にいると ウツ」

今日は、連休による昼夜逆転からの睡眠不足なのもあって、遅刻寸前で買って大事に飲んでいた紅茶をデスクにこぼすわ、免疫が低下して花粉にやられっぱなしだわ、おなかは緩いわでそもそも体調がよくはなかったのだけど、まさかの女子デーで、トイレで

 

「マジですか?」

 

と言ってしまった。

何故かと言うと、私は生理痛が激しく、生理1、2日目はろくに歩けないくらい貧血がひどかったので、婦人科に相談をしに行ったら、イギリスじゃ高校からピルを飲むのが義務付けられているんだ、というような話を聞いて大いに納得して以来、かれこれ17年間もピルを飲み続けて来たのです。

 

ピルは賛否両論があるけれども、

私は大賛成派。

 

飲み始めの副作用や、薬によっての合う合わない(飲んでいたメーカーの値上がりなどで何度か変えたことがある)はあるものの、生理は規則正しくなって軽減されるわ、にきびなくなるわ、PMSも(これでも)軽減されるわ、卵巣が休まる分子宮まわりの癌予防になるわで、良いことしかなかった。

 

取り越し苦労人間の私は初恋をする前にピルを飲み始めたのだけど、何より、自分の体を自分で管理出来るというのも大きな効果だったと思う。

 

と、ピルの話はいいとして、何で「マジですか?」なのかと言うと、私ももういい歳、夫にも子供を待ってもらっている身として、そろそろ辞め時かな、と、つい最近、17年間付き合って来たピルを辞めたばかりだったのです。

 

ピルを辞めたら、50%の人が1ヶ月後に生理が戻り、90%の人が3ヶ月以内に戻る、ただし、長期服用の人は長引く場合がある、と書いてあったので、私は確実に後々者だな、とにらんでいました。

 

なんせ17年。

 

「ピル 長期服用」で調べても、2、3年を長期服用と言っている人ばかりで、10年以上、それも、17年も飲んでいる人はあまり聞いたことがない。なのに、3ヶ月を待つどころかむしろ、いつもより数日早い今日、戻って来た。そう、

 

あの、重い生理痛と共に。

 

子宮ここにあります!!って聞こえて来るくらい、存在感のある痛さ。

 

子宮のバイタリティーを大いに感じました。

 

そうか、あなたはやる気満々なんだねと。ママになる気満々なんだねと。

 

私のまわりにも不妊治療をしている人は沢山いるので、私だって、何があるかわからない。けれどもとにかく17年封印していたこの生理痛、自然な生理、そして排卵、ずっと封印していてごめんね子宮、と思った一日でした。

 

そして不思議なことに、その一日は、今までみたことのないような夢で始まりました。おそらく、朝の浅い眠りの数分で見た夢だと思うのだけど、なんと、赤ちゃんを抱いていたのです。

 

赤ちゃんと言っても、ちゃんと首も座っているしっかりした赤ちゃん。

「大丈夫、なんだかこの子しっかりしてるから。」

「犬と仲良くなりたいのかな?」

「どこに横にしてあげたらいいんだろ?」

いろいろ試行錯誤したり話したりした覚えがあるのですが、終盤、母と話していて、

 

私「ミルクって3時間おきにあげるんだっけ?」

母「そうそう。作ってあげたら?」

私「いやー…作り方もわからないし、乳のあげ方もわからない…」

 

「てかいつの間に生まれたんだこの子?」

 

と言ったところで目覚めました。

子宮って、こうして話しかけて来るものなんですかね。

 

と、タイトルと全然関係のない事を話していますが、本来話したかったのは、タイトル通りの事について。これがあるから、なかなか週2の派遣を辞められないのです。

 

朝の葛藤はご覧の通り。

 

<朝>

A氏「休みたい。思う存分眠りたい。」

B氏「非常に面倒くさいけど今リズム取り戻さないとなー…」

 

<半日後>

A氏「14時まで寝てしまって…あーなんもしたくない…」

B氏「やっぱ朝から活動するといいな~。あれもやりたいこれもやりたい。」

 

A氏の生活は本当に自由で睡眠欲的には大満足なんですけど、活力に欠けるんですよね。その結果、先週なんかも、ウツっぽくなりました。5日ぶりだったかに外で人と会ったらちょっと挙動不審気味だったりして。ここが、バランスを取るべき所なんですよね。

 

私の場合、外に出て人と接し過ぎても、家にこもって思う存分眠り過ぎてもうまくいかない。どっちかで疲れればどっちかを求めるのは自然の反応なわけで、それを繰り返すしか方法はないのかもしれないのだけど、とにかくA氏明けのB氏ほど大変な立場はいないと言うことが言いたかったのだと思います。

 

今、海外のネットニュースをずっと流しているのだけど、これいいかも。最近全く英語に触れていないけど、流しておくだけでもいい気がする。

 

色々もっと詳しく書きたかったけど、長くなって来たのでとりあえずここまでにしようと思います。