犬系アラサー女子の猫系日記

アメリカンに生きてみたい。会社組織で十ン年、忠犬ハチ公を続けて来たアラサー女子が気ままな猫系生活に転身してからのオキテやぶり日誌

「芸術家」

取引先には、デザインのことをわかっていない輩が多すぎる。

 

まぁ、そもそも、競争が嫌いで、ナンバーワンではなくオンリーワンになりたいショートカットパーソンの私が、デザイナーが沢山いる環境ではなく、デザイナーがいない環境を選んだという自業自得でもあるのだけど。

 

それにしても、現場の事を何も知らずに、急かすだけ急かして自分の所で止めて、ギリギリになってひっくり返して来たり無知でワケワカな急ぎ依頼をして来たり、何でも出来るものだと思って思いつきの依頼をして来たり、

 

平気で品質を下げる事をして来たり ←今ココでおこ

 

怒っても怒り切れない日々の連続。

しかし今のモットーは、

 

ストレスフリー

 

なので、こうでなければいけない、こうしたい、こうであるべき、なんて言う欲はうっすら浮遊させているんですよね。

 

ある程度はしゃーない

 

と。そして、私の

 

すぐカッとなる

 

性格上、イラッとした連絡は(ここは毎日面と向かわなくていいフリーのメリットを活かして)夜までスルーして、冷静になった頃に冷静に対応するとか。

 

それにしても、何度も言ってしまう様ですが、私はデザイナーとしては致命的なくらい、

 

修正が嫌い

 

なんですよね。厳密に言うと、修正と言うよりも、

 

否定されるのが大嫌い

 

私がカッとなるのって、大抵否定された時。プチもビッグも関係なく、否定されるとすぐ着火。導火線の短いこと短いこと。その火が消えるのは大抵半日~1日経った頃。

 

最近、親友が、転職したばかりの会社が何をしても否定して来ると悩んでいたのも然り、やはり生きている以上、否定されるのを好む人なんてそういないと思うんですよね。

 

人が絡む以上、

100%思い通りに行くことなんて皆無。

 

だからこそ、今回の大型案件なんかは、大波荒波、それはそれは散々振り回されましたが、なんとか無事形になりそう、これって奇跡だと思うんです。

 

だからこそ、どれだけ辛くても、投げ出したくなっても、自分に嘘をつくことだけはしないように、常に精一杯の力でやりました。

 

以前、有名占い師に言われたように、私は一人でやるのが合ってる。子供の頃から常に一人でコツコツ創作をしていたし、学生の時だって、何故か、学校の設備を使うよりも、頑張って自分専用の設備を整えた方が断然本領発揮を出来ました。

 

テレビでジミー大西が、多くの人と関わる芸人から芸術家に転身したばかりの時は本当に孤独な日々だったと言っていて、やはりそういうものなのかなと思ったりもしました。

 

本当に自分が作りたいものは、

一人の時でないと思いつかない。

 

人が絡む以上、全てが自分の思い通りに行くことなんて皆無。けれども今回の案件は、数々の妥協はあったものの、大方私の思い描いたものそのものが形として成り立ってしまったからこそ、奇跡。これ以上の表現の場は今後そうないだろうと言うことで、後悔のないようにやりました。

 

…で結局、何が言いたかったかすっとんでしまった。