「猛烈な承認欲求」
なんだか、今の仕事へのやる気が明らかに薄まって来ていて、元を辿ったら、私は
猛烈な承認欲求の塊なのではないか?
って事がよくわかった。
いや、言うまでもなく、
猛烈な承認欲求の塊なんだけどさ。
本を正せば、恋愛感情なんです。
私が今の仕事に猛烈やる気になったのはまず、お偉いさんが名指しで指名してくれた事。このプロジェクトは私が頑張って引っ張って行かなきゃ!と物凄いやる気が湧き起こった。
それと共に、同プロジェクトのメンバーに軽い恋心を抱いた。
もうそこから恋心に撃沈するまでの3ヶ月(短っ)は猛烈に働いた。
毎日のように出社したかったし、恋愛感情と使命感みたいなものに突き動かされてた。
けど、今は他の事に夢中。
それもまた、わかりやすい形で承認欲求を満たしてくれるもの。
いつか、もう精神が疲れ切ってて、仕事なんか出来ないって思っていた時。大きなプロジェクトが決まってしまって、いや…私出来ないですよ…倒れますって…なんて弱音を吐いていたのに、それまた同プロジェクトのメンバーに軽い恋心を抱いて。
そこから恋心が消沈するまでの3ヶ月は我武者羅に働いた。
それもまた、出来上がった瞬間飽きちゃったのだった。
なんか、私がいつも感じるこれ(燃え尽き感、飽き感)て、遊び人の男性のそれに近しい気すらしてしまう。あれ程まで猛烈に目掛けていたのに、仕事が形を成した瞬間に興味がなくなってしまう。
けど、これが私の性格なのだと理解してうまく使っていくしかない。
話は元に戻りますが、とにかく、基本仕事に対しての姿勢は積極的ではない"はず"の私。なあんであんなにやる気満々になっていたのだろう?と振り返ると、猛烈な働きの裏には必ず恋愛感情があった。私にとって何よりの"得"なのだと思う。モチベーションの源と言うか。
根っからの恋愛気質なのかもしれない。
私は自分をSだと思っているけど、実は、
根っからのドMなのかもしれない。
というのも、前々回のプロジェクトの時も、今回も、我武者羅に働く私の根本にあるのは、
従事したい
という気持ちからな気がするから。
前回のプロジェクトの時は特にそうだった。この会社に従事したい、それはすなわち、相手に従事したいに繋がる感情。だからわかりやすいくらいに出社したし、四六時中この仕事の事ばかりを考えていた。
その前の時は、
とにもかくにも承認欲求
だった。
相手がとにかく承認がうまい人だったから、ハマって、私こんなことも出来るよ!こんな事も!と、まるで子供が
見て見て~
と、褒めてもらおうとおねだりしている様だった。
前回のプロジェクトの相手は、その人自身が承認欲求の塊だから、満たされずに早く撃沈したのだと思う。
というか、前回のプロジェクトの時、私は相手を承認しまくっていた気がする。いつも愚痴を聞いてあげて、大丈夫だよと認めて褒めてあげて。それが私の役得だとまで思っていたから、会社のカウンセラーみたくなっていたし、それでいいのだと納得していた。
けど、その見返りがあまりにもなかったのだと思う。認めるなら認めて欲しい、そんな不満が溜まっていたからこそ、違う世界に戻って来て、今までなんて
あげ損
をしていたのだろうとバカバカしくなって、今に至る。
そう、私は、ただただ承認が欲しいのだ。
承認してくれるところを探しているだけなのだと思う。
それも、自分のありのままに近ければ近い程いい。
最近、必死になって取り組んでいる傍らのプロジェクトを見て、気が病んでいた子にこう聞かれた。
目的は、有名になりたいってこと?
そう受け取ってしまうほど病んでいるわけねとイラっともしたけど、それに対する納得いく答えが出ていなかった。もちろん、末には有名になりたいという目的に繋がっていくのかもしれないけど、果たしてそれが私の求めているものなのか?今なら応えられる。
目的は、承認されたいってこと。
もっとわかりやすく言うと、
私のやっていること
私のやって来たこと
私の持っているもの
私の考えていること
私自身を
認めて欲しい。
それが目的。
これ、ものすごく素直な答えだと思う。けど、本当に、これだけ。
すごいね
いいね
そんなことも出来るんだね
考え方がいいよね
生き方がいいよね
もっと見たい
あなたの世界観大好き
そんな事を言ってくれる人がいたら、いつまででもやっていける。
ただやっていることが、背伸びや無理をしたりして、ありのままの自分から離れていってしまえばしまう程、疲れて、悪循環に陥ってしまうと思う。だからこそ、
ありのままの自分が
認めてもらえる場所
ありのままの自分が
人の役に立てる場所
そんな場所を見つけられたら、私たちは生涯幸せでいられる気がする。
場所は、特技、技術、性格、特徴、やりたい事、持っているもの、いろんな言葉に言い換えられると思う。